MacでWindows用の外部JIS配列キーボードをカスタマイズする方法

ハイサイ！ショウ(@OKI_NOTE)です。

4年間使用したMacbook Airの内蔵キーボードが動作しなくなり、Windows用のJIS配列キーボードを使用しています。慣れないのと、配列の違いによりかなり作業スピードが落ちるのが難点ですが、仕方ありません(泣)。

 

MacbookAirがご臨終。内蔵キーボードとトラックパッドが認識されなくなった！ –

いつものようにAirを起動すると、何やら見慣れない画面が表示されました。ふむふむ、どうやら外部マウスとキーボードの電源を…

とはいえこのままでは効率が悪いので、できるだけMacで作業していたときと変わらないように、キーボードのカスタマイズをすることにしました！　物理的な配列の違いは仕方ありませんが、よく使うショートカットをできるだけ使えるように設定しました。

Macのキーボード環境設定を変える

まずは、配列が違うキーボード左側の修飾キーに手を加えます。こちらはMacのキーボード環境設定の「修飾キー」から簡単に設定できます。Windows用JISキーボードのCaps LockをControlキーに、CtrlをControlをCommandに置き換えます。(画像は置き換え前)

Mac用のキーボードカスタマイズツール『Karabiner』で置き換え！

Mac上の設定だけでは限界があるので、カスタマイズアプリを使います。僕は初めて知ったのですが、Macユーザーの間で有名なツールといえば「Karabiner」なんだとか。(旧バージョンの名前はKeyRemap4MacBook)

 

サイトからインストールして開きます。使う前に、プライバシーのアクセシビリティで、コンピュータの制御を許可する必要があります。カギを解いた、Karabinerにチェックを入れます。

 



使ってみてわかったのですが、かなり簡単に置き換えることができます。キーボードの該当するキーを、置き換えたいキーにチェックを入れるだけ。あれ？　さっき設定した装飾キーはここでもできますね。

Karabinerではファンクションキーや、Windows用で若干異なる「”(ダブルクオート)」の位置を修正しました。僕はただキーを置き換えただけですが、キーリピートの速度も調整できるみたいです。

 

無変換、変換の置き換えは『Seil』

Windows用のJIS配列キーボードにはもうひとつ厄介なキーがあります。それはスペースの両サイドにある「無変換」と「変換」キー。

 

MacのJISキーボードではこちらが通常「英数」「かな」キーになるのですが、Windowsではご覧のようになっています。

先ほど紹介したKarabinerでは、USキーボード向けに、スペース両サイドにあるコマンドキーを英数/かな表記にすることができますが、WindowsのJISキーボードにある無変換/変換キーは該当しません。

 

なので、ここでまた別アプリを使います。Karabinerをリリースしているサイトと同じところから『Seil』というアプリをダウンロードできます。(旧バージョン名はPCKeyboardHack)

 

仕様はKarabinerと同じ。For Japaneseにある「Enable NFER Key〜」と「Enable XFER Key〜」にチェックを入れるだけで、みごと英数/かなに変換されるようになりました！

 



まとめ

物理的な距離感は配置はまだ慣れませんが、ある程度は同じように打てているので、とりあえず良かった良かった。自分好みにカスタマイズすればするほど、リセットされたときが大変だなぁと思いました。

特にショートカットキーを登録しているツールがたくさんあれば、配列が変わっただけでさらにひと苦労しそうですね。そうならないためにも、自分でカスタマイズした設定はどこかにメモっておこうと思います。

 

ひとこと

トラックパッドが使えないのは痛いなぁ…。

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