秋夜彩る電照菊。南部有数の糸満市小波蔵はドライブコースに最適
: 2017/10/30 :
約 5 分
沖縄
涼しくなってきたこの時期。いかとお過ごしですか。
ハイサイ!ショウ(@OKI_NOTE)です。くコ:彡
暑いか寒いか極端な沖縄では、なかなか貴重な涼しい期間。片手にスルメが捗ります。
ちょうどこのぐらいになると、各地で電照菊が見られるようになってきました。
電照菊。
聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。
そうです。
畑で開催されるイルミネーションイベントです。(違)
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電照菊とは
暖かい沖縄は県外の正月需要に合わせて菊の栽培が9月から始まるんですが、夜間に電気をつけて花の咲くタイミングを調節しています。
花卉(観賞用の花)産業はけっこう盛んらしく、2000年ごろには県の農業産出額は100億円を突破、さとうきびに次ぐ一大産業になっています。花卉の中でも県外出荷の大半を占める「小ぎく」は出荷量が全国1位を誇ります。
県外用なのでなじみは薄いかもしれませんが、認定されている拠点産地はたくさんあり、いたるところで栽培されています。
南部の拠点産地 糸満に行ってみた
南部で拠点産地に認定されているのは八重瀬と糸満。糸満は市のウェブサイトにも紹介しており、小波蔵が有名どころ。
電照菊をひと目見ようと、糸満に向け南下していると、早速光っている畑を発見!
久しぶりに見ると感動するものがあります。幻想的。
こちらの畑はまだ小菊を植えたばかりなのかな。これからが楽しみ。
まだ目的地に向かう途中ですが、さっそくいい感じに生えているところがあったので、寄ってみることにしました。
腰の高さぐらいまで生い茂っていて、さっき見たところとは全然雰囲気が違う( ˙-˙ )
上から撮ると奥まで広がっているのがわかります。
なんか違う世界に来たみたい。糸満というよりITOMANと言ったほうが良い気がしてきました。そう、ここはITOMAN。
眼下に広がるDENSYOGIKU☆,YO!
周囲はというと民間地も見えます。アパートから見える電照菊もいいんだろーなーと思いつつ、沖縄市にはラブホテルから電照菊が見られるところもあるそうなので、そっちはかなり気になります(笑)
この照明。なんかロウソクの明かりを見ているようですごく落ち着くんですよね。そりゃ小菊さんも育ちますわ。
自分が見つめているのかライトが見つめてくるのかわからない気分になり、ずっと見ているとまるで微笑んでいるかのように風で揺れているので5分見てこの気分を味わってほしい。
道路を車でドライブしながら見るとこんな感じ。スピードはこの半分ですが気持ちに合わせて2倍速。
時間があっという間に過ぎてしまうので、夜が開けてしまう前に小波蔵に来ました。ここは通り沿いに小菊が咲いているので、車を走らせながら両サイドに電照菊を見ることができます。
ただいまの時間は午前1時。周囲の車は無。
聞こえてくるのは久々の通り客に嬉しかったのか、吠えている犬の鳴き声のみ。
小波蔵の電照菊畑で見掛けたこの白い返しみたいな部分。一体なんなのでしょうか。気になるので知っている方がいましたら情報よろしくおねがいします。
一応周囲を回ってみました。一帯が電照菊畑というところは発見できず…。四方電照菊が広がっていたらかなり綺麗だと思うのですが、あるんでしょうか。
中部や伊江島あたりを探してみたいと思います。
まとめ
大切なことを言い忘れましたが、糸満の電照菊は夜11時から朝方までの点灯になります。夜10時ぐらいに回っても点いてなくて残念だったということになりかねないのでドライブする時間がけっこう大事だったりします。
あと、夜道は危ないので1人では出歩かず、足元を照らせるライトと何かあったときにすぐに誰かに連絡できる態勢は必要です。安全に楽しむためにも準備は入念に、くれぐれも気をつけてお出掛けくださいますようよろしくおねがいします。
以上、ITOMANから電照菊の様子をOTODOKEしました☆
[次回予告]
電照菊見たさに小波蔵に向かうも古波蔵と間違える人続出

夜更かしKI・N・MO・TSU☆
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