創業100年以上。極上の鰻が堪能できる福岡中洲の『吉塚うなぎ屋 本店』
ハイサイ!ショウ(@OKI_NOTE)です。
これまで食べてきたうなぎは一体何だったのでしょうか。そんなことを思わせる味に出会いました。たかだか20年ちょっと生きて、偉そうにうなぎ論とか語れませんので、せめて紹介だけでもしたいと思います。
みよ! これが世界に誇る、福岡の「U・NA・GI」だ!!(迫真)
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行列必須のうなぎの名店
福岡の中心地、博多駅から徒歩15分ほどのところにある中洲の一角。キャナルシティ博多からだと、歩いて5分もかからない場所にそれはあります。
こちらが今回ご紹介する『吉塚うなぎ屋 本店』。外観もそれなりの品格が漂います。平日の昼でもとにかく人が並んでいること! 13時前に行って5組ほど待っていました。
3階まで座席があり、1階は待合場所のような雰囲気。待っている間、周辺の散策や掲示物を物色することに。
伝統織物らしきものも展示されていました。ふむふむ。
創業は明治6年(1873年)。今年でなんと143年目ということになります。ここに移転してきたのは半世紀以上も前のこと。歴史を感じますね。どうやら福岡のうなぎ屋さんは歴史が長いところが多いようです。
5組待ちでしたが、回転が早いので10分も経たないうちに中に入ることができました。人が多いので、店員のテキパキ感もはんぱない。
お客さんはうなぎの値段が高いことも合って、年齢層は高め。シャツを着たビジネスマンや、歳を召した老夫婦などが多かったですね。
1番安いうなぎ丼で1,480円。うな重は2,390円からで、蒲焼きの特上だと4,000円もします。せっかくなので、うな重(上)と(特)を注文しました!
厳選されたうなぎを食す!
うな重には、肝吸い(ウナギの内臓が入った吸い物)と漬け物が付きます。iPhoneは付いて来ません。
重箱を開けると神々しいうなぎがお目見え!
フタを開けると一気に漂う香ばしさ。身がふっくらとしていて、瑞々しい。ほどよく焦げ目もついています。写真を撮る手に思わず力が入ります。
早速ホクホクのご飯にのせてうなぎを食べてみる…。まず驚いたのはその食感。表面は、パリっとしていますが、中はジューシーそのもの。外はパリッ、中はフワッとよく言いますが、まさにそれに近い表現! なんでも、鰻の味を最大に引き出すため、焼きの段階で、「こなし」という独自の技が入っているんだとか。
上質な脂もしっかり感じられて、見た目以上にボリュームがあります。こ、これがうなぎ。。
奥がうな重(上)で、手前がうな重(特)。見た目からはほとんど区別はつきませんが、味はやはり違います。上も、もちろん美味しいのですが、特上の方がやはり、上質な脂身でした。食べ比べると違うもんなんだなぁ。
ちなみに別皿で出されたタレは、創業以来、門外不出の味として伝わってきたほんのり甘めのタレ。見た目はあっさりそうですが、意外と濃厚。うなぎにもともとかかったタレでも十分だったので、アクセントとして使用しました。
そして更にうなぎを引き立てる山椒と七味。どちらも普通のものと違って、口に含んだあとの後味の広がりが違う。香り豊かで独特な風味が広がるんですよね。
うなぎの肝が入ったお吸い物。旨味たっぷりのうなぎを食べた後のお口直しにこのやさしいお吸い物がたまりません。これがあるとないのとでは、うなぎの進み具合が違います。
期待して行ったのはもちろんですが、お値段以上の価値がある、味とインパクトでした。レベル高すぎ。ほんと、お腹いっぱいです。
吉塚うなぎ屋 本店
http://www.yoshizukaunagi.com/

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