逆さ吊りも可能。頑丈・小型・携帯性に優れたManfrotto の旅行用三脚『Befree』

: 2016/03/08 : 7 カメラ・写真


 

三脚に求めるものは…

 

ハイサイ!ショウ(@OKI_NOTE)です。

これまで使っていた三脚はデジカメ用だったこともあり、僕のCanon一眼EOS70Dをセッティングすると、重さに耐えられないことがわかりました。オーマイガー…。

イメージしている写真を撮ろうにも、機材周りがしっかりしていないことで撮影することができないので、さすがにこれはマズイ。ということで、新たに三脚を購入することにしました。

僕の用途から考えると、三脚に求めるのは以下の3つ。

・コンパクトで携帯性が重要。軽さは二の次。
・撮影の幅を利かせるため、自由度が高い。
・一眼に重さに耐えられる頑丈さと高級感。

 

ある程度重量感がないと、耐荷重にも不安があるなと思ったので、軽さよりも頑丈さ、そして何よりも、いつでも持ち歩いてすぐ出せる携帯性を優先することにしました。

 

購入にあたり参考にしたサイト

量販店で実物を触ったり、使用レビューを検索したりして、自分に合いそうな三脚を探していると、同じような悩みを抱えている人ってけっこういるんですね。いろいろと勉強になります。以下の2つのサイトを見てビビッときたので、こちらに掲載されている三脚、Manfrotto の『Befree』を購入することにしました!

 


 

「Befree」って直訳すると「自由になれ」って意味なのでちょっとカッコイイ…。

 

プロカメラマンが選ぶ!世界一周に持っていくべきカメラグッズ11選 | TABIPPOプロカメラマンが選ぶ!世界一周に持っていくべきカメラグッズ11選 | TABIPPO

今年の6月に世界一周の旅から帰ってきたわけですが、出発前に一番悩んだのがカメラとその周辺機材。


 

カメラのアクセサリーで一番だいじなのはやっぱり三脚だったという話 : 超音速備忘録カメラのアクセサリーで一番だいじなのはやっぱり三脚だったという話 : 超音速備忘録

三脚はカメラの台です。カメラの重みにも強い風にも耐えなければ三脚とは言えない。


 

スポンサーリンク

 

『Befree』の使用感を確かめてみる会

 

Amazonで購入したBefreeですが、なんと、人気があって在庫がなくなったため、3週間待ってようやく届きました…! ちなみに、ついでにレリーズ(シャッターを遠隔で操作するボタン)も購入しちゃいましたw

 

Manfrotto Befreeの三脚

 

こちらが箱の外観。色はブラック、グレー、ブルー、グリーン、レッドの5色ありますが、高級感を出したかったのでブラックを選びました。一応ちょっとしたパーツなどは赤色になっています。

 

Manfrotto Befreeの箱

 

箱には、三脚本体とケース、クイックシュー(カメラと雲台の仲介役)と説明書が入った袋が入っています。

 

Manfrotto Befree開封

 

三脚は、折りたたまれた状態では、開脚部分が反対側になっています。なので、使用する際は脚を180°回して立てます。左が折りたたまれた状態から少し開いた写真で、右が脚を上げて反対にして立てた状態になります。

 

Manfrotto Befreeの三脚

 

脚のレバーロック部分は3段階に調節可能で、全伸すると144cmになります。付属されている6角レンチを使えばホールド感も調整できます。

 

Manfrotto Befreeの三脚のレバーロック

 

脚先はゴム。脚はそれぞれ独立しているので、自由に角度調整ができます。ただ水平器がないので、合わせるときはカメラ内臓の水平器を使うといいでしょうね。

 

Manfrotto Befreeの三脚の足先

 

雲台にカメラを取り付けるときは、右にあるセーフティーボタン(親指のところ)を下に押し下げながら、レバーを開きます。外すときも同じ。

 

Manfrotto Befreeの三脚のクイックシュー

 

取り付けるとこのようになります。見た感じのホールド具合は少し心配ですが、動かしても全然大丈夫でした。ただ、カチャッとかいう音がないので、ほんとに取り付けられたのが心配になります。

 

Manfrotto Befreeの三脚のクイックシュー

 

そして雲台は、求めていたボール状の自由雲台。自分の思い通りに角度を調整することができます。レバーはプラスチック製。しっかり閉めればしっかりホールドしています。写真を見るとお気づきになるかと思いますが、ボールのところに一部へこんでいる部分があります。

 

Manfrotto Befreeの三脚の雲台

 

これは、三脚を片付けるときに収納できるようになっていますが、このように縦の構図で写真を撮ることもできます。

 

Manfrotto Befreeの三脚の雲台

 

極めつけはこちら。センターポールは下部にあるゴムキャップを外すとこのように取り外すことができます。このセンターポールを逆さにして取り付ければ…

 

Manfrotto Befreeの三脚のセンターポール

 

このようにカメラを逆さ吊りにして、かなりローアングルから、ダイナミックな写真を撮ることができます。わぉ! 天体撮影にも使えそう! バリアングルのライブビューがついている一眼であれば、構図も確認しながらできるので便利ですね!

 

Manfrotto Befreeの三脚を反転

 

脚の根本についている灰色のレバーを動かして、開脚角度を3段階に調節することができます。

 

Manfrotto Befreeの三脚の脚調節

 

最初、レバーは左側になっていて、レバー部分が三脚の中心と干渉しないようになっています。自由に角度調整ができて、折りたたむときもこちらの状態で使用します。

 

Manfrotto Befreeの三脚の脚調節

 

真ん中にレバーを動かすと、灰色の部分がちょこんと上に出てきてます。三脚の中心部分に接触して、これ以上開かないようになるんですね。なるほど!

 

Manfrotto Befreeの三脚の脚調節

 

レバーを一番右に動かせば、脚をもっと開脚させて固定できます。ローアングルで撮影したいときに便利ですね。最低高は34cmなので、縮長した40cmよりも少し低くすることができます。

 

Manfrotto Befreeの三脚の脚調節

 

一番高く伸ばしてカメラを覗くと、ファインダーが目線より若干高い位置にあります(身長170cmぐらいあればちょうどいいぐらい?)。ここってけっこう重要なポイントで、写真を撮るときって、はじめ自分の目線の高さでみた構図でイメージしますよね? 「おっ、ここの位置綺麗に写りそう」と思っても、三脚を自分の目線の高さでセットできないと、撮りたいのも撮れないんです。

目高(目線と同じ高さ)で写真を撮ることができるのは重要なので、140cm~150cmあればカメラを乗せたときにちょうど良い高さになります。三脚を買うときにこれは最低限ほしいポイントでもあります。さすが、Befreeはこれをクリアしていますね。

 

Manfrotto Befreeの三脚の長さ

 

前使っていた三脚は…?

ちなみに前使っていた三脚はものすごく軽くて便利なのですが、さすがに一眼には使えないので、外部ストロボ用の三脚へと生まれ変わりました!

これは意外と便利! しかもなんか本格的っぽいので、宅撮が捗りそうです…w

 

過去の三脚は外部ストロボ用へ

 

気になるお値段ですが、2万円台前半とそこそこのお値段。三脚もピンきりあって、上を見ればキリがないので、ちょっと本格的なコンパクト三脚が欲しいなら全然ありだと思います。ちなみにAmazonでは、日によっては1万円台前半で買うこともできるので、毎日チェックしてみるといいかもしれません!

 

 

Befreeのプロモーション動画もあるので参考までに↓

 

 

manfrotto Befreeシリーズ
http://www.manfrotto.jp/befree

 

 

管理人
ひとこと

とりあえず夜景を撮りたい!

 

合わせてこちらもどうぞ:

—Canon EOS70Dのネタが満載!—
EOS70Dの記事へ


OKINOTEからお知らせ

  

沖縄の役立つリンクまとめ始めました。


沖縄ファミリーマート初寄稿記事 !沖縄の道の駅を取材しました。
地元ンチュがおすすめ!許田、糸満、ぎのざ・・7つの道の駅で味わえる「おいしいもの」を食べに行こう (外部リンク)

  

[随時更新]Amazonのほしい物リストを公開中!

スポンサーリンク

ad


シェア感謝です! \(^o^)/

本日の「カメラ・写真」カテゴリ人気記事!
この記事似てるかも?
500px

同じカメラとは思えない!撮影を上達させたいなら参考になるサイト『500px』

500pxは写真に興味がある人や、写真撮影をレベルアップさせたい人におすすめのオンライン写真コミュニティ。ものによっては撮った機材や焦点距離、F値にシャッタースピードなど詳細も記載されているので、すご…

記事を読む

一眼レフのレンズ交換方法

脱一眼初心者!レンズ交換を素早くするたった1つのコツ

  最初に陥るレンズ交換の壁   ハイサイ!一眼歴3年のショウ(@OKI_NOTE)です。 一眼レフデジタルカメラの醍醐味の1つとも言える多種多様なレンズ。状況…

記事を読む

iPhoneアプリを使わずにフラッシュライトを点灯する方法

豆知識!iPhoneのロック画面からフラッシュライトを点灯する方法

  暗いところでiPhoneのライトを使って懐中電灯代わりに使うことってよくありますよね? 懐中電灯の無料アプリはたくさんあるので不便はしませんが、実は初期アプリからフラッシュラ…

記事を読む

Canonキャッシュバックキャンペーン

【EOS70D】Canonキャッシュバックキャンペーンで応募した流れ

  ハイサイ!ショウ(@OKI_NOTE)です。 応募者全員に現金が戻ってくるお得なキャッシュバックキャンペーン。応募締め切りは1月下旬ですが、購入期限は1月中旬がほとんど!…

記事を読む

パンケーキレンズ「EF-S24mm-F2.8-STM」の特徴.jpg

食レポに最適!パンケーキレンズ『EF-S24mm F2.8 STM』を70Dに装着!

  ハイサイ!ショウ(@OKI_NOTE)です。   EOS70Dのダブルズームキットを購入して1ヶ月が経ちますが、さっそく新しいレンズが欲しくなってしまい…

記事を読む

フォトヨドバシ

ズームor単焦点どっち?一眼のレンズ選びに迷ったら見たい初心者おすすめのサイト『フォトヨドバシ』

一眼レフカメラのレンズが欲しい。でも何が良いのかわからない。単焦点?焦点距離?そんな初・中級者向けにおすすめのサイトが「フォトヨドバシ」。大きい作例にシンプルなつくり。レンズ種類別、焦点距離ごとにひと…

記事を読む

Photo Sphere アプリ

アプリPhoto Sphereで沖縄の360°風景を堪能してみた

  Photo Sphereってなに?   スマートフォンで360度のパノラマ写真を撮影できるGoogle発のカメラ&写真共有アプリ「Photo Sphere」。…

記事を読む

瀬長島ウミカジテラスロゴ

ウミカジテラスでフォトコンテスト開催中!入賞者には商品券がもらえるよ

2015年8月にオープンした沖縄の新観光スポット瀬長島ウミカジテラス。初となるフォトコンテストが1月いっぱいまで開催されています。応募はInstagramにハッシュタグを付けて投稿するだけ。思い出の一…

記事を読む

500pxの沖縄の写真

これがOKINAWAだ!世界の写真家たちがとらえた沖縄の自然写真まとめ

世界中の写真家がハイクオリティーな写真を投稿する、オンライン写真コミュニティサイトの500px。この中に投稿された、沖縄の自然写真の数々を紹介します。あなたの見たことない沖縄の表情が、ここにある。…

記事を読む

CanonレリーズRS-60E3

千円台で買える!リモートスイッチ『レリーズ』は撮影の幅を広げる便利グッズ!

レリーズは遠隔でシャッターを切ることができるので、構えてシャッターを切る必要がありません。何に使うかというと、手持ちではブレてしまう、夜景や星空などの夜間の撮影に必須のアイテムなのです。今回は、Ama…

記事を読む

ad

糸満の電照菊
秋夜彩る電照菊。南部有数の糸満市小波蔵はドライブコースに最適

  涼しくなってきたこの時期。いかとお過ごしで…

「美らイチゴ糸満農園」
予約不要でいちご狩り。南部に「美らイチゴ糸満農園」がオープン!

2017年2月15日に開園した新いちご狩りスポットに行ってきました。予…

ルネッサンスリゾートオキナワのイルミネーション
プールに浮かぶ青イルカ。ホテル『ルネッサンスリゾート』のイルミネーション

大きく光る「R」のロゴ。ホテルのビーチエリアに約8万球の明かりが灯りま…

中国式庭園・福州園のライトアップ
日本百名月に認定。那覇市『福州園』の夜間特別ライトアップ

異国情緒あふれる那覇市『福州園』。ライトアップイベントは、2016年度…

2017-0327.4.jpg
海も見渡せる沖縄最北端の花カーニバル『東村つつじ祭り』に行ってきた。

那覇から片道2時間半。沖縄最北端の花カーニバル『東村つつじ祭り』に行っ…

ケータリングサービスinOIST
上間弁当てんぷらの新サービスがお洒落すぎて紹介せずにはいられない

弁当や惣菜でおなじみの「上間弁当てんぷら」が新ケータリングサービス"C…

名護城公園ビジターセンターSubaco(すばこ)
こんなところに!沖縄建築賞受賞の穴場カフェ『名護城公園ビジターセンター』

2015年7月にオープンした新施設「名護城公園ビジターセンター Sub…

  • LINE スタンプ記事一覧へ ニューヨークの記事一覧へ 沖縄関連の記事へ starbucksの記事へ EOS70Dの記事へ