幻想的な花見を堪能!世界遺産「今帰仁城跡」のライトアップを見逃すな!
目次
今年もさくらの季節がやってきた!
ハイサイ!ショウ(@OKI_NOTE)です。
沖縄で1月中旬ごろといえば桜が開花し始める時期。現在絶賛冬まっただ中なのですが、この寒暖差で一気に桜が咲き始めます。
県内では主要な桜まつりがいくつかありますが、今回は沖縄本島最北端の桜まつり「今帰仁グスク桜まつり」について紹介したいと思います!
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今帰仁グスク桜まつりとは?
15年前に「琉球王国のグスク関連遺産群」として世界遺産に登録された今帰仁城跡。その城壁を、桜の開花時期に合わせてライトアップするようになったイベントがこの「今帰仁グスク桜まつり」です。
この時期は2週間に渡りイベントやライトアップが開催されます。
期間中は今帰仁城ふれあい手作り市や、今帰仁村特産物試食直売会、北山王・王妃記念撮影会なども開催予定。
——おきなわ物語
今年で8回目になるこの桜まつり。そもそも、今帰仁とかいて「なきじん」と読むところが凄いですよね。場所が遠いということもあり、これまで行ったことなかったのですが、今年初めて行ってまいりました!
いざ今帰仁グスク桜まつりへ!
今帰仁城址までのアクセス
ほとんどの場合自家用車もしくはレンタカーでの移動になると思います。高速道路(有料区間)を利用したら2時間10分、58号線をひたすら北上すると2時間30分以上かかります。
今帰仁城址は第四駐車場まであって充実した駐車場っぷり。
歩いて城跡周辺まで向かうと売店や屋台などで賑わっています。来る前に街灯がない小道をひたすら進んできたので心配でしたが、ほっと一安心。
本日1月30日(金)の桜は「9分咲き」。なかなか良いタイミングみたい!
屋台も何店舗か立ち並び、美味しそうな匂いが立ち込めます。
たこ焼きや焼きそば、丼ものなどの屋台。お腹が空いてきた…。
こちらはタコスやおでん、カレーなどありました。
もっちりケーキが気になりましたがここは我慢。
売店では沖縄っぽい小物や土産ものが販売されていました。
トイレ向かいにあったプチ屋台に気になる商品「ホットなきジンジャー」を発見。今帰仁とジンジャーをかけてるだと…。このネーミングセンスにやられておもわず購入。
ふむ、味は普通ですが、寒いとあって美味しく感じる!後半はしょうがが残っていて身体に染みます。
なぜかおみじくも¥100で引けます。
グスク交流センター内には寒さをしのげる休憩所もあって写真が展示されていました。
世界遺産ということもあり、4ヶ国語のパンフレットが用意されていました。中国語のパンフレットが多いのは、最近中国人の団体バスツアーで訪れる人が増えていくるからでしょうね。
トイレは開放的で寒い!
用を足しながら上にある桜の花見を楽しめるのがシュール…(笑)。
身体を暖めたら、道路を挟んで反対側にある城址に向かっていざ出発。
「入場」ならぬ「入城」料金は、大人400円、子供300円。僕の手前には留学生っぽい外人の方が、流暢な日本語でおすすめのルートをきいていました。
幻想的な今帰仁城の城壁
料金を払って進むとさっそく綺麗にライトアップされた城壁が!ルートも良い感じに照明が点いています。
松明の明かりも当時の雰囲気を醸し出していていい感じ。
今帰仁城は、琉球王国成立以前の14世紀に存在した、北山の国王「北山王」の住んでいた城(グスク)。紫、緑、褐色にライトアップされた城壁は圧巻。
城跡とともに記念写真を撮れるポイントを発見。しかも三脚まで用意されている充実ぶり!
城壁は南北350m、東西800mに広がり、県内最大級のグスクとして名高いです。
松明のある場所からグスクの中へと入っていきます。なんか冒険心がくすぐられてワクワク。
目の前に堅牢な城壁が登場。ここを進むと中に入れます。
城壁内は圧巻の桜のライトアップ!
なんということでしょう。
壁外からは想像もできないような一本道が広がっていました…!
両サイドには背丈より少し高い桜の木々が、来場者を迎えてくれます。
下からライトアップされた桜は幻想的で、思わずため息が出るほど。
ろうそくの温かみのある灯りで照らされた石畳の道。まるで沖縄以外の場所へとワープしたみたい。
9分咲きとはいえ、まばらまばらな咲き具合ですが、それ以上にこの雰囲気がなんとも言えません。
咲いているのは沖縄特有の寒緋桜(カンヒザクラ)。花言葉は「精神的な美」。内面から美しくという花言葉は、沖縄の人の精神をあらわしているみたいですね。
場所によっては鮮やかなカンヒザクラを楽しむことができます。この桜と一緒に写真を撮ろうと多くの来場者が集まって競争率が高いこと。
人の手で積み上げられた石畳。規模の凄さと歴史の深さを踏みしめながら、城跡の上へと向かいます。
さくらと緑色にライトアップされた木々が乙な演出をしてくれます。
松明の灯りのそばでお茶でもすすりながら鑑賞していたい。
18時からのライトアップで、19時ごろから一気に団体客などが増えてきました。
家族連れやカップルも多いですが、今回目立ったのは中国人の団体ツアー客。自撮り棒を使いながら城跡の花見を楽しんでいました。
下の景色も綺麗ですが、階段を上がって上から下を望むとまた違った桜道の景色を楽しむことが出来ます。
上ではひらけた場所にライトアップされた木々が登場。
ここらへん一帯では1番高く、今帰仁城跡の城壁をほぼ全域一望できます。昼間は伊平屋島や伊是名島も眺めることができます。晴れた日には、本当最北端の辺戸岬先22kmにある与論島まで見ることができるんだとか。
桜の小道を戻っての帰り道。露店ではさとうきびジュースを販売しているおじさんがいました。
そばでさとうきびを機械で絞ってしぼりたてを提供しているみたい。さむかったので、今度飲んてみたい!
実は穴場の城跡入り口のライトアップ!
意外と凄いのが、名護から古宇利島ルートで向かう時に今帰仁城跡手前にある道路のライトアップ。
1本1本全ての桜に専用のライトが設置され、道路を通る来場者を迎えてくれます。
今年のライトアップ期間は1月17~2月1日(日)。もう終わっちゃうので、来年こそは是非見てほしいと思います!
第8回 今帰仁グスク桜まつり
http://nakijinson.jp/
住所:沖縄県国頭郡今帰仁村今泊ハンタ原今帰仁村跡
入城料:大人:400円 小中高生:300円
第8回今帰仁グスク桜まつりリーフレット(PDF)

三脚なしで撮った自分に拍手したい。
今年の沖縄の桜はこちらから。
合わせてこちらもどうぞ:
撮影に使用したカメラはこちら。
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