最も歴史ある老舗沖縄そば店!創業100年以上の『きしもと食堂』
ハイサイ!ショウ(@OKI_NOTE)です。
沖縄にはそば屋は数えきれないほどたくさんありますが、100年以上続く沖縄そば屋はおそらく1店舗しかありません。
沖縄の北部、名護市の本部にある「きしもと食堂」です。
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きしもと食堂とは?
1905年(明治38年)創業。100年以上続く現存する沖縄最古のそば屋さん。
昔ながらの伝統的な製法である、木灰(もっかい)を使った麺づくりが特徴。
ガイドブックでも多数紹介されていて、連日、地元の人々や観光客で賑わっています。
よく岸本食堂、きしもとそば、岸本そばなど書かれていますが、正しくは「きしもと食堂」になります。
きしもと食堂の場所
きしもと食堂がある名護市本部といえば、沖縄美ら海水族館があるところ。
南部から北上すれば、美ら海水族館の前にきしもと食堂がある地域を通るため、きしもと食堂で昼ご飯を食べて、美ら海へ向かうルートが王道の観光ルートになっています。
駐車場はわかりずらい場所ですが少し離れた3カ所にあります。
沖縄の伝統的な赤瓦づくりの古民家のそば屋。
でかでかと看板に「きしもと食堂」と書かれています。
平日の昼過ぎ2時前でこの長蛇の列!
待ち時間は30分〜40分ほど。
50名程の列で観光客の恰好をした人が9割でした。
お店のすぐ横にはイジュ(ヒメツバキと似た種)の木灰用の薪が積み上げられています。
本部では昔ながらの製法である木灰を使用したそば店はまだまだ健在ですが、めっきり少なくなってきたようです。
お店の向かいにある自動販売機。
一番安い缶が50円!?何かなと思ったら左上の炭酸グレープでした。
列の待ち時間に暑さしのぎでジュースを買う親子がちらほらいました。
店内は狭く長いテーブル2つにたたみ席が3つと奥にもいくつかあって35席ほど。
そば屋なので回転は速いです。
それにしても壁一面を覆うほどのサインの数!
テレビや新聞で取材されたりとサインの数が人気を物語っています。
なぜか具志堅用高は2枚ありました…(笑)
メニューは「そば大 (650円) 」「そば小 (500円) 」「手作りジューシー / 沖縄風炊き込みご飯 (250円) 」の3つのみ。
そば大とジューシーで大人男性が満腹になる量。
家族連れだと子供は小サイズで充分だと思います。
こちらがきしもと食堂が100年以上守り続けてきた製法で作られた沖縄そば。
沖縄そば大きくソーキそばと三枚肉そばにわけられますが、こちらは骨なしの豚バラ肉である三枚肉そばになります。
トロトロに煮込んである三枚肉は、ほどよく柔らかく、変な臭みは一切しません。
麺は自家製手打ちの平太麺。うどんに近い食感で歯ごたえがしっかりしています。
本部はカツオで有名な町。地元のカツオを活かした出汁は、カツオががっつり効いて旨みが凝縮し、風味が豊か。そのため、透明感はあるのに濃いめのスープに仕上がっています。
手作りジューシーは見た目の割にはさっぱりとした印象。
カツオや豚肉などの出汁はご飯にしっかりと染みこんでいますが、塩分はあまり濃くありません。沖縄そばの出汁と一緒に食べると美味しさが倍増します。
沖縄の無数にあるそばを食べてもやっぱりきしもと食堂のそばは別格。
一度食べたら忘れられない味とはこのこと。人気の理由が納得できます。
近くには有名な新垣ぜんざい!
きしもと食堂のすぐ近くの距離に氷ぜんざいの名店「新垣ぜんざい」があります。
Photo by 離島ドットコム
曜日に注意!
きしもと食堂でそばを食べた後は、新垣ぜんざいで氷ぜんざいを食べるという流れもこれまた王道!
きっと満足できる北部の旅になること間違いなし。
新垣ぜんざいの定休日は月曜日。きしもと食堂の定休日は水曜日なので、本部にいくなら月曜日と水曜日は避けていきましょう!
『きしもと食堂』
営業時間:11:00~17:30(売切れ次第閉店)
電話:0980-47-2887
住所:沖縄県国頭郡本部町渡久地5
座席:35席
定休日:水曜日

2号店は並ぶ必要がないのでおすすめ!
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