そこはまるで空中庭園ー。NYの散歩街道ハイラインで優雅な観光を。
ハイラインが完成!?
1999年にプロジェクトがスタート、2009年6月に一部がオープンしてここまで約15年。
建設中だった最後の第3セクションが完成し、2014年9月21日にオープン。
ようやくハイラインの全貌が解禁される日がきました。
The High Line (ハイライン)とは
ハイラインは地上10m、全長全長2.33kmの遊歩道で、ニューヨークで一番注目を集める観光スポットです。
Photo by arktetonix
食料や物品の運搬のために使われていた貨物鉄道の古い高架橋を再開発。
100種類以上の草花や低木を植え、ポイントポイントにアートを設置。
モダンな散策路へと変貌を遂げました。
大規模な再開発が功を制し、ハイラインの近隣には高級コンドミニアムやホテル、レストランなど続々と進出。
これまでにない公園として成功を収めています。
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ハイラインを散策してみる
高さ10m近くあるハイラインに上るには、現在9カ所にある階段もしくはエレベーターに乗ります。
直線でわかりやすい設計になっています。
上からみてみるとその長さがなんとなくわかると思いますが、細長い公園は圧巻。
Photo by domus
こちらが南端になります。
約2kmのハイラインがスタート。
少し進むとStandard Hotel (スタンダードホテル)が見えてきました。
ハイラインをまたぐように設計されたスタンダードホテル。
特徴は何と言っても高さ18メートルの2本のコンクリート柱でハイラインをまたいでその上に20階建てのビルが載る構造だ。中心で若干内側に折れた横に広いガラス板のような外観がハドソン川沿いのウエストハイウエー近くまで広がって、南端の入口を上がるとすぐ目の前に立ちはだかるように感じる。全室床から天井までの全面ガラス窓設置でどの部屋からもハイラインとハドソン川の眺望が得られる。宿泊料は195ドルからと、マンハッタンでは安めの設定になっている。
ところどころにあるベンチも床から飛び出したようなデザインでお洒落。
それにしても下から見上げる建造物の大きさに圧倒されます。
ふもとには何やら自販機らしいものが。
よくみるとジュースではなくプラスチックなどのゴミが入ったペットボトルが無数に陳列されています。
パブリックアートも多いハイラインならでは。
エコを訴えかけるようなアートでした。
カメラとレフ板を持って撮影する人々もいました。
景色がいいのでハイラインではよくみかける光景です。
自然と遊歩道が見事にマッチした街道はまさに散歩にうってつけ。
ベンチに座って自然を眺めるのもいいですね。
歩いてちょっと汗をかいたらアイスを買って小休憩。
ハイラインの中心周辺には大きな休憩スペースもあります。
個性ある建造物も事前に調べて見に行くと違った楽しみ方ができるかも。
たくさんの人が集まる場所があったので、見に行ってみるとなんと結婚式を挙げていました。道ゆく人にも祝福されたカップルはとても幸せそうでした。
ようやく中間地点にさしかかり少し狭い通路になります。
子供が落書きや創作を楽しめるスペースもあって家族連れにもいいですね。
ハイラインではけっこう頻繁にイベントが開催されているので、定期的にチェックしにいくのもいいかもしれません。
ハイラインを歩くハイラインツアーもやっています。
ちょうど建物の間なので、影で一休みする人々。
休憩スペースが多いのもハイラインの大きな魅力です。
気を取り直して再出発!
オフィスが丸見えのところもあってほんとに集中できるのか疑問なところ。
外のバルコニーもハイラインからだとご覧の通り。
途中ハイラインの歴史や創設者などの詳細が書かれた壁もありました。
少し歩くとまたゆっくり休めそうなウッドベンチがずらり。
気持良さそう…。
ちょっとした水場もあって子供はしゃいでいました。
ハイラインから見えるハドソン川。
夕日も丁度沈みそうな時間帯で心地よい空間になってきました。
ベンチに座りながらゆっくりと夕日を見るのも一興。
混み合うニューヨークにもこのような場所があるのは素敵ですよね。
飲食店が並ぶカフェスペース。
話題のブルーボトルコーヒーもありました。
みたことない草花が植えられて新しく生まれ変わった線路。
そろそろ終着点が近くなってきました。
北の方はまだ再開発中のところもあります。
これより先は現時点 (2014年8月)の段階ではまだ入れませんでした。
9月21日から最後の第3フェーズが解禁となりハイラインが完成となります。
完成したハイライン、楽しみですね。
熱心にツアーガイドの話を聞く観光客。
再開発にとりかかった直後の写真を見ていました。
ハイラインをネットで散策!
ハイラインはGoogle Mapのストリートビューで散策できますよー。
グーグルマップ上では2011年の写真だったので、新しい完成したハイラインも散策できるようにしてほしいところです。
The High Line (ハイライン)
http://www.thehighline.org/

ハイラインを歩かないで日本には帰れない。
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